外壁塗装に欠かせないコーキング(シーリング)工事とは
投稿日：2023年1月18日
外壁塗装ではほとんどの場合、コーキング工事も併せて行います。
コーキング工事はシーリング工事ともいい、同じ工事で呼び方が違う、という認識で問題ありません。
この記事では外壁塗装で行うコーキング工事とは何か、どんな工程で行うものなのかなど、コーキング工事について詳しくご紹介します！
コーキングとは
コーキングは、お住まいの至るところの隙間に埋められている、ゴム状の材料です。
外装ではサイディングボードとボードの間、サッシ周り、棟板金の隙間など。
内装ではキッチン周り、浴槽周り、洗面台周り、ドア周りなどに施されています。
飲食店の壁とテーブルの間にもコーキングが埋められていることがあるので、誰でも一度は触ったことがあるでしょう。
コーキングの色はグレーやホワイトが多いです。
建物を建てる際に隙間を埋めているコーキングですが、主な役割は2つです。
1つは隙間に水などが侵入しないように防ぐ役割。
もう1つは地震などの揺れに対して緩衝材となり、外壁などのひび割れを防ぐことです。
コーキングが劣化すると？
我々にとって、とても身近な存在であるコーキングですが、紫外線などの影響により、徐々に劣化していきます。
劣化が進行すると、以下のような症状が発生します。
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・硬くなる・・・硬質化すると緩衝材の役割を担えなくなり、周りの外壁にひび割れが起きます。 ・ひび割れ・・・コーキングの表面に細かな線が入ります。 ・肉痩せ・・・コーキングの厚みが薄くなります。 ・破断・・・コーキングが裂けて中の下地が見えてる状態です。 ・欠落・・・コーキングが取れて中の下地が見えてる状態です。 ・剥離・・・隙間ができている状態です。 |
上記の中でも特に破断、欠落、剥離は緊急性が高い状態です。
それ以外の症状も放置し続けると雨水が隙間から入ってしまう恐れがあります。
雨漏りというと、天井から雨水がポタポタと落ちてくるのを想像される方は少なくないと思います。
しかし、雨漏りというのは建物の内部に雨水が入る全ての状態を言います。
その為、原因は屋根だけでなく外壁のコーキングであることもあります。
建物というのは防水ありきで設計されており、雨水は大敵です。
コーキングが傷んで雨水が内部に侵入すると内部から腐食が進み、湿った環境を好むシロアリを呼び寄せてしまいます。
雨漏りによってカビが生えれば臭いでストレスになりますし、喘息やアトピーなどの原因にもなります。
その為、コーキングは古くなったらメンテナンスをする必要があるのです。
外壁の塗装の寿命は平均すると約10年、コーキングも約10年です。
同じくらいの時期に劣化しますし、足場を組むので外壁塗装とコーキング工事はセットで行うことが多いのです。
「事業内容・工事メニュー > 外壁塗装」については、こちらのページです。
コーキング工事はどんな工事？
コーキング工事には2種類の工事があります。
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・打ち替え工事・・・既存のコーキングを全て取り除き、新しいコーキング材を注入する工事 ・増し打ち工事・・・既存のコーキングの上に新たにコーキング材を足す工事 |
できれば劣化状態をリセットできる打ち替え工事を選択したいところですが、状況によってはそうもいきません。
建物の構造によっては既存のコーキングを全て取り除いてしまうと反対に雨漏りを起こす恐れがあります。
その為、きちんと構造を確認して適切な施工方法を見極める必要があります。
続いて、それぞれの工事の工程を詳しくご紹介します。
打ち替え工事の工程
1.既存のコーキングを全て取り除き、残らないようにきちんと清掃する
2.施工部分の周りをマスキングテープで囲い、外壁などにはみ出ないようにする
3.下塗り材(プライマー)を刷毛で塗布し、コーキング材の接着力を高める
4.コーキングガンを使い、新しいコーキング材を注入する
5.ヘラで中まで押し込んで空洞を無くし、表面を平に均す
6.乾ききらない内にマスキングテープを剥がし、完了
増し打ち工事の工程
1.既存のコーキングをV字にカットして表面を取り除く
2.施工部分の周りをマスキングテープで囲い、外壁などにはみ出ないようにする
3.下塗り材(プライマー)を刷毛で塗布し、コーキング材の接着力を高める
4.コーキングガンを使い、新しいコーキング材を注入する
5.ヘラで中まで押し込んで空洞を無くし、表面を平に均す
6.乾ききらない内にマスキングテープを剥がし、完了
広島県の外壁塗装はK’S CREATEへ！
コーキングは使われている材料や環境にもよりますが、平均的に10年が寿命と言われています。
硬くなっている、ひび割れている、隙間ができているなどございましたら、K’S CREATEへご相談ください。
調査、お見積りは無料ですのでお気軽にどうぞ(^_^)/
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