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トタン屋根は金属屋根の一種で、亜鉛メッキを施した薄い鋼板のことを指します。

住宅の他、工場や店舗、倉庫などに多く用いられています。

 

そんなトタン屋根は経年劣化やサビの放置が原因で雨漏りに繋がるケースがあります。

雨漏りが起こると建物の寿命を大幅に縮め、脆くなって倒壊するリスクが高くなります。

家電が濡れてしまえば故障する可能性だけでなく、漏電・火災に繋がる恐れもあるため、軽視できません。

雨漏りを見つけた場合は、できるだけ早めに対処をしましょう。

 

今回はトタン屋根からの雨漏りが起こった場合の修理について詳しく紹介します。

応急処置の方法や業者に工事を依頼した場合の費用相場についても解説しますので、参考になさってください。

 

天井のシミなど雨水の浸入を確認したら、まずは被害が広がらないように応急処置を行いましょう。

紹介する中でご自身でできることを行ってください。

 

雨漏りが起こっている部屋に家具や家電が置いてある場合はできるだけ移動をさせましょう。

家具は雨水に濡れると腐食したり破損することが考えられますし、家電が濡れると故障や漏電・火災の恐れがあるからです。

カーテンが近くにある場合はカビが発生することもあるので外して保管してください。

 

ただ、大きさや重量があるものだと、少人数での移動は難しいかもしれません。

すぐ移動させることが難しい場合は、できるだけビニールシートなどで保護をしましょう。

家電はコンセントを抜くのを忘れないでください。

 

雨水がポタポタと落ちてくる場合は床を傷めないよう、雑巾や古いタオルを入れたバケツを置きましょう。

そのままバケツを置くと雨水が跳ねてしまうので布を入れるのがおすすめです。

布が無い場合は丸めた新聞紙やチラシを入れておくのもいいでしょう。

 

また、バケツの下には新聞紙やブルーシートを敷いておくと、雨水が跳ねた場合も被害を抑えられます。

溜まった水は溢れてしまわないよう、こまめに捨てましょう。

 

雨水がじんわりと入り込んでくる場合もあります。

その場合は濡れている場所に雑巾を当てたり、下にはビニールシートなどを敷いて床が濡れないようにしましょう。

床が濡れると腐食し、工事が広範囲になる恐れがあり、費用がかさみます。

木材が濡れればシロアリが好む環境になり、カビも繁殖するため、できるだけ部屋が濡れないように対処を行ってください。

 

もしも室内側から屋根裏へ入れる場合、雨漏りしている箇所に糸を結んだ釘を刺し、糸の端をバケツに垂らす方法があります。

 

バケツの中には穴を開けて固定させたビニール袋をセットしておくといいでしょう。

溢れてしまわないよう、定期的にチェックして水を捨ててください。

 

稀にご自身でトタン屋根に上って応急処置をされる方がいらっしゃいますが、絶対におすすめできません。

屋根に上ると足を滑らせて落下してしまう恐れがあります。

「自分は大丈夫」と思っても、何が起こるか分かりません。ケガだけでは済まず、命を落とす可能性もあるので屋根の上の対処はプロに任せましょう。

 

また、DIYでの補修を考えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、誤った補修を行えばかえって被害が広がるケースもあります。

DIYをした箇所を撤去し、補修し直す必要があれば費用もかさむかもしれません。

中にはうまくいくかもしれませんが、可能性は低いので補修もブロに依頼するのが賢明でしょう。

 

応急処置はあくまで一時的な対処であり、根本的な解決ではありません。

そのため、雨漏り補修を行っている業者に修理を依頼しましょう。

ここではトタン屋根から雨漏りをした際の修理方法と費用相場について紹介します。

 

穴の大きさや屋根全体の状態にもよりますが、小さな穴開きであり、屋根の劣化状態が軽度であれば部分補修で雨漏りを解消できる可能性があります。

トタン屋根は塗装によって保護されていますが、劣化状態が続くとサビが発生し、穴が開きます。

また、台風や強風などで飛来物が屋根に当たって穴が開くこともあるでしょう。

 

部分補修では穴の周りを研磨し、補修材で穴を埋めて雨漏りを解消します。

部分補修の費用相場は1か所あたり2～4万円です。

サビが広範囲に広がっている場合はそれらも削り、サビ止めなどを塗装して保護するのが一般的です。

 

トタン屋根には種類があり、1枚ずつトタンをはめ込む瓦棒タイプであれば雨漏りが起こっている箇所のみを部分的に葺き替える場合があります。

 

部分葺き替えの費用相場は約2～6万円です。

また、頂上にある棟板金(むねばんきん)を交換する場合は約3～10万円が相場です。

 

トタン屋根の寿命は約20年と言われていますが、環境やメンテナンス状況にもよって変動します。

屋根全体の状況が著しい場合は屋根のリフォームがおすすめです。

全体が傷んでいるのに部分的に補修をしても、また別の箇所で雨漏りを起こす可能性が高いからです。

 

リフォーム方法はカバー工法と葺き替えがあります。

費用は施工面積や使用材料によって異なりますので、ここでは一般的な大きさの屋根で、屋根材は人気の高いガルバリウム鋼板屋根の場合の相場を紹介します。

既存屋根の上に新しい屋根を葺くカバー工法の費用相場は約70～90万円。

既存屋根を撤去して新しい屋根へ葺き替える場合の費用相場は約80～100万円です。

葺き替えの方が既存屋根の撤去・処分に費用がかかる分、高くなります。

 

当社、K’S CREATEはトタン屋根の施工実績が多数ございます。

もちろん、雨漏りの応急処置や修理の実績も豊富なので状況に合わせたプランを提案・施工いたします。

広島の地域密着店ですので、急な雨漏りもスピード対応！

NPO法人雨漏り診断士協会が認定の雨漏り診断士の資格を持つスタッフが伺います。

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