スレート屋根の塗装を依頼する前に知っておきたいこと
投稿日:2023年12月5日
スレート屋根が色褪せたり、汚れ・カビ・苔が付着していたら塗装時期です。
この記事ではスレート屋根の塗装を依頼する際に、あらかじめ知っておくと役に立つポイントをまとめました。
そもそも塗装をする必要があるのか、必要な工程は何か、費用はどう決まるのかといった内容をわかりやすく解説します。
スレート屋根の塗装ができない場合についても紹介するので参考にしてください。
スレート屋根の塗装の必要性と時期
スレート屋根は塗装で良好な状態を保つことが必要です。
まずはスレート屋根の塗装の必要性と時期について紹介します。
防水機能を保持するために必要
スレート屋根の表面を覆う塗料は防水の役割を果たしています。
スレートはセメントを基本素材として使用している屋根で、屋根材自体には防水性がありません。
塗料によって防水機能を保持することで雨漏りを防ぐことができます。
屋根材の保護のために必要
スレート屋根の屋根材を保護する目的でも塗装は必要です。
雨漏りが起きる前の時点でもスレート屋根の屋根材に水が浸透すると劣化が進み、屋根の葺き替えやカバー工法による対応が必要になります。
スレート屋根を長く使っていくために塗装は欠かせません。
スレート屋根の塗装時期
スレート屋根の塗装のタイミングは劣化の兆候が見られたときが良いでしょう。
色褪せや、カビ・苔が生えたり、塗装の剥がれが見られたりしたときが塗装時期です。
環境や塗料の種類によって適切な時期には違いがありますが、およそ7年~10年で塗装が必要になるのが一般的です。
スレート屋根の塗装工程のチェックポイント
スレート屋根の塗装を業者に依頼するときには見積書に必要な工程が全て含まれているか、必ず確認しましょう。
塗装業者の中には手抜き業者が存在するからです。
一般的な屋根塗装の工程に加えて、チェックすべきポイントを紹介します。
縁切りの実施
スレート屋根では塗装のときに縁切りの工程が入ります。
スレート屋根には屋根材同士の間に隙間があり、塗装をすると塗料が隙間を埋まってしまいます。
そうなるとスレート屋根の通気性が悪くなって結露などの原因になります。
そのため、隙間を元通りにするために塗膜を切る作業が必要です。
タスペーサーの使用の有無
スレート屋根の縁切りにはタスペーサーがよく用いられます。
タスペーサーは屋根材の隙間に挿入する仕組みになっていて、下塗り前、または下塗りを終えた時点で挿入します。
縁切りでタスペーサーを使用すると効率が良いので、使用している業者に依頼するのがおすすめです。
棟板金の釘の打ち直し
スレート屋根では屋根の頂上部分を棟板金によって保護することで、頂上部分からの雨漏りのリスクをなくしています。
棟板金は釘がだんだんと浮いてきてしまうので、定期的に釘の打ち直しをする必要があります。
塗装工事では塗装だけでなく、釘の打ち直しやひび割れ補修なども行うのが一般的です。
棟板金の釘の打ち直しは7年~10年に一度は必要なので、塗装の必要頻度と合っています。
スレート屋根の塗装費用はどう決まる?
スレート屋根では塗装にどのくらいの費用がかかるのかも知っておいた方が良いでしょう。
一般的な30坪の2階建て住宅を目安にすると、屋根塗装だけで40万円~60万円くらいになります。
スレート屋根の塗装は内容によって費用が大きく変わることがあるので、費用に影響する要素を確認しておきましょう。
塗料の種類
屋根塗装では使用する塗料の種類によって費用が大きく変化します。
塗料の単価が5倍くらい違うこともあります。
高い塗料は寿命が長いことが多いため、今後どのくらいの頻度で塗装したいか、塗装にどのくらいの費用をかけられるかによって決めましょう。
修繕の程度
屋根材がどのくらい劣化しているかによって修繕費用が変わります。
ひび割れの補修、欠けの補修などがある場合はそれだけ費用が高くなります。
屋根材自体が劣化する前に塗装をして良好な状態を保つことが大切です。
業者による価格設定の違い
屋根塗装の費用は業者による違いがあります。
まったく同じタイミングで同じ内容の塗装を依頼したとしても、見積もりを取ると費用が違うことがほとんどです。
業者によって人件費や資材の調達費用・レンタル費用、出張費や車両費などが異なるからです。
自社施工ではない業者だと、下請けや孫請けが工事するので中間マージンという余計な費用がかかります。
料金プランを見ると、スレート屋根の塗装単価が大きく違っているのがわかる場合もあります。
業者を選ぶときには安ければ良いと一概に言えるわけではありませんが、自社施工の業者に依頼したり、複数の業者に見積もりを取ることをおすすめします。
スレート屋根塗装ができない場合がある
スレート屋根の塗装をしたくてもできない場合があります。
どんなケースなのか、塗装できない場合はどうすべきかをご紹介します。
屋根の種類によって塗装できない場合がある
スレート屋根は種類によっては塗装業者から施工できないと断られる場合があります。
古いスレート屋根にはアスベストを使用しているものがあるからです。
アスベストの使用が禁止される前に建てられたお住まいの場合には、スレート屋根にアスベストが使われている可能性があります。
劣化が進んでいると高圧洗浄のときにアスベストを含む屋根材の破片が飛び散るリスクがあります。
アスベストに対応できる業者に相談して、塗装ではなく葺き替えを依頼しましょう。
屋根材の劣化が著しいとき
屋根材自体が劣化していて、修復できない程度になっている場合は塗装工事以外の施工を検討しましょう。
劣化が著しいと塗装をしても塗料が乗らなかったり、乗ったとしてもすぐ剥がれる可能性が高いです。
屋根材の劣化が見られたときには、上から新しい屋根材を張り付けるカバー工法と、既存の屋根材を剥がして新しい屋根材を設置する葺き替え工事があります。
カバー工法の方が安価ですが、葺き替え工事の方が屋根の劣化状態をリセットできます。
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