屋根の工事は『カバー工法』、『葺き替え工事』どっちにすべき?

投稿日:2023年3月1日

屋根材には寿命がくるため、どんなお住まいでも、いずれは屋根工事が必要になるものです。

 

屋根材でよく使われている化粧スレートや金属屋根といった軽量屋根のメンテナンス方法は主に3つです。

『屋根塗装』『カバー工法』『葺き替え工事』のいずれかです。

 

劣化症状が軽度の場合は屋根塗装が一般的です。

屋根塗装では補修できないほど劣化が進行している場合は、カバー工法か、葺き替え工事のどちらかになります。

 

この記事では、カバー工法と葺き替え工事の2つの施工方法について、詳しく解説します!

 

屋根の寿命は何年?

屋根の工事は『カバー工法』、『葺き替え工事』どっちにすべき? (5)

屋根は365日、紫外線や雨風などの外的ダメージを受け、日々劣化していっています。

 

劣化をそのまま放置し続ければ、最終的に雨漏りに発展します。

 

今ある屋根の寿命を過ぎていたら、屋根カバー工法、または屋根葺き替え工事をご検討ください。

 

屋根材ごとのおおよその寿命は以下の通りです。

屋根材 寿命
化粧スレート 約20~30年
トタン 約15~20年
ガルバリウム鋼板 約25~35年
セメント瓦、モニエル瓦 約30~40年
いぶし瓦 約30~50年

 

カバー工法(重ね葺き工事)とは

屋根の工事は『カバー工法』、『葺き替え工事』どっちにすべき? (2)

カバー工法は重ね葺き工事ともいい、既存の屋根をそのままに新しい屋根材を葺く工事です。

 

屋根の上に屋根を被せるのでカバー工法、重ね葺きと言われています。

既存の屋根材を撤去しないので、撤去費用を節約でき、工期を短縮できます。

 

「そんなことをして大丈夫?」と思われるかもしれませんが、軽量屋根では葺き替え工事よりも多く用いられる工法です。

 

ただし、カバー工法が可能な屋根は化粧スレート屋根や金属屋根など、軽量の屋根に限ります。

日本瓦や陶器瓦、セメント瓦、モニエル瓦などの凸凹していたり重さのある屋根の上にカバー工法はできません。

 

また、傷みが激しい屋根の場合、軽量屋根でもカバー工法ができない場合もあります。

屋根の状態を確認したい場合は、K’S CREATEの無料点検をご利用ください。

「屋根・外壁0円診断」については、こちらのページです。

 

葺き替え工事とは

葺き替え工事はもともとの屋根材を撤去して新しい工事に葺き替える工事をいいます。

 

カバー工法よりコストはかかりますが、屋根の劣化状態をリセットでき、屋根材によっては耐震性が向上するので、メリットの多い工事です。

 

カバー工法のメリットとデメリット

屋根の工事は『カバー工法』、『葺き替え工事』どっちにすべき? (1)

では、カバー工法にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょう。

 

それぞれ見ていきましょう。

 

カバー工法のメリット

・工期が短い

もともとの屋根材を撤去する必要がないので、葺き替え工事に比べると工期が短くなります。

 

・廃材が少ない

既存の屋根を撤去しないので廃材が少なく、処分費用を軽減できます。

 

・断熱性、遮熱性が上がる

屋根が二重になるので断熱性や遮熱性が上がります。

 

・施工中も普段通り生活できる

屋根を撤去しない工事なので、ホテルなどに泊まる必要なく普段通りの生活が可能です。

(施工中に音は発生します。)

 

カバー工法のデメリット

・耐震性が下がる

 

屋根が二重になるため、屋根の重量が増して耐震性が下がります。

施工前に比べ、重量は約3割ほど増加します。

 

・瓦屋根には施工できない

瓦屋根は凸凹しており、重量もあるのでカバー工法はできません。

 

・選択できる屋根のバリエーションが少ない

カバー工法はもともとの屋根の上に新しい屋根材を葺く工事なので、軽量の屋根しか選択できません。

そのため、選べる屋根はあまりありません。

 

葺き替え工事のメリットとデメリット

屋根の工事は『カバー工法』、『葺き替え工事』どっちにすべき? (3)

続いて、葺き替え工事のメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

 

葺き替え工事のメリット

・屋根材の下地もリフォームできる

 

屋根の構造というのは、おおまかに言うと屋根材・防水シート・野地板が重なってできています。

屋根材を撤去するので、その下の防水シートや野地板をリフォームすることができます。

 

・屋根が新しくなる

もともとの屋根を撤去し、新しい屋根になるので、次回までのメンテナンス期間が長くなります。

また、今までと違う屋根になるので外観のイメージチェンジも可能です。

 

・耐震性が向上する

既存の屋根よりも軽量の屋根を葺けば、耐震性が上がります。

 

葺き替え工事のデメリット

・工期が長め

おおがかりな工事になるため、工程も多く、他の工事と比べると工期は長くなります。

 

・コストがかかる

屋根リフォームの中でも最もメリットの多い工事ですが、その分コストも高くなります。

 

・廃材の量が多い

既存の屋根を撤去する分、廃材が大量に出て処分費用がかかります。

特にアスベストを含む化粧スレートの場合、処分費用は高くなります。

 

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屋根の工事は『カバー工法』、『葺き替え工事』どっちにすべき? (4)

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