外壁のひび割れ、浮き、剥がれはなぜ起こる?補修方法とは

投稿日:2023年2月19日

外壁にはモルタル外壁やサイディング外壁など種類がありますが、どれも年月が経つにつれて徐々に劣化症状を表します。

劣化症状にはひび割れや浮きがあります。

適切に補修することによって、お住まいの寿命を延ばすことに繋がります。

 

この記事では、外壁材ごとのひび割れ、浮きの原因や補修方法について詳しく解説します!

 

窯業系サイディング外壁の劣化症状

外壁のひび割れ、浮き、剥がれはなぜ起こる?補修方法とは (3)

現在、住宅の約8割に窯業系サイディングが用いられています。

「うちもこの外壁」という方も多いのではないでしょうか。

コスパが良く、品質が安定していてバリエーションが豊富なのも人気の高い理由です。

 

窯業系サイディング外壁にひび割れが発生する理由

サイディング外壁は釘、ビス、金具により固定されていますが、年月が経つと変形し、固定箇所に力が加わるとひび割れを起こします。

力とは、地震、大型車などによる揺れがあげられます。

 

窯業系サイディング外壁が浮く理由

新築から年月が経つと、サイディング外壁の防水性が低下します。

 

するとサイディングボードが雨水や湿気を吸収し、膨れ上がってしまいます。

その後、晴れて日光により乾燥し、収縮します。

その収縮と膨張を繰り返すことにより、サイディング外壁が浮いてきます。

 

定期的に塗装工事をして防水性を持たせてあげましょう。

塗装工事の目安は約10年に1度です。

「事業内容・工事メニュー > 外壁塗装」については、こちらのページです。

 

 

窯業系サイディングの補修方法

ひび割れや浮きを放置すると、お住まいの寿命をどんどん縮めてしまいます。

 

雨漏りが起こる恐れもあるので早めに補修しましょう。

 

窯業系サイディング外壁のひび割れ補修

ひび割れには種類があり、幅0.2mm以下の細いひび割れはヘアークラックといいます。

 

ヘアークラックは緊急性は低いですが、補修する場合はコーキング材を注入し、外壁塗装をすればOKです。

 

大きなひび割れは、場合によってはサンダーでV型、またはU型に削って一旦ひび割れを広げます。

補修材を充填した際に、中がガタガタだと空洞ができてしまうからです。

カットした後はプライマーを塗布し、コーキング材を注入してヘラ押さえをし、外壁塗装をします。

 

窯業系サイディング外壁の浮きの補修

浮きや歪みが小さい場合には、そのまま釘やビスで固定します。

 

大きく歪んでいると下地が傷んでいる可能性があるので、サイディングの張り替えが必要です。

「事業内容・工事メニュー > サイディング張り替え」については、こちらのページです。

 

 

モルタル外壁の劣化症状

外壁のひび割れ、浮き、剥がれはなぜ起こる?補修方法とは (2)

モルタル外壁は、セメント・水・砂を混ぜて作られた外壁です。

 

セメントが主成分のため、丈夫な外壁というイメージがあるかもしれませんが、防水性が低くひび割れやすいという特徴があります。

 

モルタル外壁にひび割れが起こる理由

モルタル外壁がひび割れる理由は大きく分けて3つあります。

 

 

1つは紫外線や雨風などの外的ダメージによる劣化です。

これらのダメージによりモルタルの防水性が徐々に低下し、外壁が水分を吸収するようになります。

水分を吸収して膨張し、乾燥して収縮するというのを繰り返すとひび割れが起きます。

 

2つ目はモルタル外壁自体の乾燥によるものです。

モルタル外壁というのは築2、3年であっても乾燥によって収縮し、細かなひび割れが起こることがあります。

ただ、微細なひび割れは緊急性が低いので、すぐ補修しなければいけないというわけではありません。

 

3つ目は地震などの揺れによって起こるひび割れです。

建物が大きく揺れると力に耐えられずにひび割れが起こることがあります。

その状態を放置し、また地震がきては更にひび割れが大きくなるので、早めに対処しましょう。

 

モルタル外壁が剥がれる理由

モルタル外壁は年月が経つと、塗装やモルタル自体の付着力が低下し、剥がれることがあります。

下地が露出した状態を放っておくと、お住まいの寿命を大幅に縮めてしまいます。

 

 

モルタル外壁の補修方法

外壁のひび割れ、浮き、剥がれはなぜ起こる?補修方法とは (1)

大きなひび割れや剥がれが起こった場合は、状況によって補修方法が異なります。

ここではよく用いられる工法をご紹介します。

 

モルタル外壁のひび割れ補修

ひび割れの内部はガタガタしているため、内部まで補修材が行き届くよう、最初にひび割れ箇所を専用の機材でカットします。

カットした中にプライマーを塗布してコーキング材の接着力を高め、コーキング材を注入し、ヘラで押さえます。

補修箇所が目立たないよう外壁塗装をします。

 

モルタル外壁の剥がれの補修

最初に剥がれている部分をケレン作業で除去します。

既存の塗膜と段差ができるのでモルタルで調整し、模様を合わせます。

補修跡が目立たないよう、外壁塗装をします。

 

 

広島県の外壁補修、塗装はK’S CREATEへ!

外壁の劣化症状は放っておくと雨漏りに繋がったり、補修費用が高額になることもあります。

ひび割れや浮き、剥がれを見つけたらK’S CREATEへご相談ください。

調査・お見積りは無料ですのでお気軽にどうぞ(^^)/

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