知っておきたいお住まいの各部位の名称

投稿日:2023年10月28日

お住まいの屋根や外壁の工事が必要になった際、「あそこの斜めの部分」「あの裏側」など、名称が分からないとこちらの希望内容が業者に伝わりにくくなります。
業者によっては「知っているだろう」と「破風板は~」「ケラバは~」と名称で説明してくることもあるかもしれません。
それはどの部分か質問すればいいので、全部覚える必要はありませんが知っていると打ち合わせはスムーズにいきますし、話の食い違いが起こりにくいでしょう。
何かと難しく、数も多い建築専門用語ですが、この記事ではこれだけ知っておけば役に立つ!というお住まいの各部分の名称について解説します。
外装のリフォームをご検討中の方はぜひご参考になさってください。
 
 
 
 
 

屋根周辺の部位

破風(はふ)

破風は、屋根の側面の名称です。

ここに取り付けられている板を破風板といいます。

破風板は強風で屋根が吹き飛ばされないようにするため、取り付けられています。

また、雨漏り対策・防火対策・美観の向上にも役立っています。

ケラバ

屋根の端の部分で、雨樋が取り付けられていない方をケラバといいます。

これに対し、雨樋が取り付けられている方を軒といいます。

ケラバは部材ではなく、箇所を示す名称です。

一般的に屋根材や破風板、水切り金具などでカバーされています。

鼻隠し(はなかくし)

屋根の軒先に取り付けられている板材のことを鼻隠しといいます。

鼻隠しは雨樋を取り付ける下地材としての役割、そして屋根を支える垂木のを隠す役割をしています。

なお、建築用語で軒先のことを「鼻先」といいます。

鼻先を隠す板材、ということから鼻隠しという名前がついています。

笠木(かさぎ)

ベランダやバルコニー、階段などの手摺りの上に設置されている仕上げ材のことを笠木といいます。

笠木は、その下にある躯体を強い日差しや雨水から保護しています。

また、お住まいのデザイン性を高める役割もあります。

屋根の上の部位

大棟(おおむね)

勾配の付いた屋根の場合、頂上の屋根と屋根が面が交差する部分を大棟といいます。

大棟は屋根の中で最も紫外線や雨水が当たりやすい場所です。

そのため、しっかりとした雨仕舞いや定期的なメンテナンスが必要です。

隅棟(すみむね)/下り棟(くだりむね)

寄棟屋根や入母屋屋根で四方の角に配置されている棟をいいます。

軒に対して斜めなのが隅棟、軒と垂直なのが下り棟です。

なお、隅棟には必ず棟木が入っていますが、下り棟には棟木が入っていないという違いがあります。

雨樋の各部位

雨樋(あまどい)

雨樋は屋根に降ってきた雨水を集めて地面や下水へ排水する筒状の建材をいいます。

軒先や建物の端に取り付けられているのが一般的です。

もし雨樋が無ければ屋根に落ちた雨水がお住まいの屋根の下全体にボタボタと落ち、騒音の原因になる恐れがあります。

また、地面に強く跳ね返った雨水が基礎や外壁を傷めてしまいます。

雨樋は我々の生活やお住まいの寿命を延ばすためにも必要不可欠な建材です。

軒樋(のきどい)/横樋(よこどい)

軒樋・横樋は屋根に対し、水平方向に取り付けられている雨樋の部位です。

正確に言うと雨水を集水器へと排水するため、若干の勾配が付けられています。

軒樋は屋根の上に降った雨水を最初に受け止め、集める役割をします。

竪樋(たてどい)/縦樋(たてどい)

竪樋・縦樋は屋根に対し、垂直方向に取り付けられている雨樋の部位で、雨水を地上や下水へと流す役割をします。

集水器 (しゅうすいき)/上合(じょうごう)

軒樋と竪樋の交差する部分に取り付けられている箱のようなものを指します。

軒樋から流れてきた雨水を集めて竪樋へと排水します。(画像の囲みの部分)

這樋(はいどい)

2階以上から落ちてきた雨水を1階の軒樋へと送るための設備です。

下屋がある場合、2階と1階の軒樋に距離があるので、その距離を這樋で渡しています。

這樋は下屋の軒先まで這わせなければならないので、長さがあるのが一般的です。

そのため、部分的に固定しなければ風の影響でズレたり飛ばされることがあります。

這樋も定期的に業者に調査をしてもらいましょう。

窓や外壁部分

幕板(まくいた)/帯板(おびいた)

お住まいの1階部分と2階部分の境界や、外壁に縦に取り付けられている板です。

幕板は美観の向上が主な役割です。

例えば、1階と2階で別々の外壁材を用いる場合、幕板を取り付けると境目の部分を隠してオシャレな外観になります。

外壁の一部として取り付けられているため、外壁塗装の際には幕板も併せて塗装することが多いです。

雨戸(あまど)

雨戸は大きな窓の開口部の外側に設けられた戸で引き戸、シャッター、折り戸など様々なタイプがあります。

お住まいにある窓が小さ目のもののみの場合など、雨戸が設置されてない場合もあります。

台風の際に窓を守ったり、防犯の為に設置されています。

戸袋(とぶくろ)

引き戸タイプの雨戸を開けた時に収納する箱状のものを戸袋といいます。

雨戸があるのに戸袋がなく、レールの上にそのまま収納する仕組みのタイプもあります。

庇(ひさし)/霧よけ(きりよけ)

窓や玄関ドアなどの上に取り付けられている、小さな屋根のことを指します。

夏の暑い日差しが直接室内に入るのを遮り、エアコンの効きを良くします。

また、雨の日は玄関前で傘を畳んだり、鍵を探していると濡れてしまうことがあります。

庇があれば雨に濡れずにすみます。

広島の外装リフォームならK’S CREATEへ!

屋根・外壁以外にも建物にはこのような沢山のパーツによって造られています。
どの部位にも重要な役割があり、1つ1つがなくてはならない存在です。
外にある部位ですので、毎日紫外線や雨風に晒され、徐々に劣化していくので定期的なメンテナンスが必要です。
屋根塗装や外壁塗装の際は他のパーツもメンテナンスが必要ないか、業者に見てもらいましょう。
K’S CREATEでは累計施工実績2,000棟以上!
豊富な経験と知識をもとに、お住まいの状態やご希望内容から最適なプランを提案します。ご相談や調査、お見積りは無料ですのでお気軽にお問合せください。

 

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