天窓から雨漏りが!原因から応急処置、補修方法別の費用相場まで徹底解説
投稿日:2025年9月16日
天窓(トップライト)は室内に自然光を取り入れる設備で、明るい空間作りに役立ってくれます。
しかし、経年劣化や施工不良で雨漏りが発生しやすい箇所です。
雨漏りが起きると室内の壁や天井に染み・カビなどが発生し、深刻な被害に発展する可能性があるので放置厳禁です。
この記事では、天窓からの雨漏りの原因や応急処置、補修方法までを詳しく解説します。
天窓の雨漏りにお困りの際は、ぜひ参考になさってください。
天窓の雨漏りの主な原因
天窓の雨漏りは、経年劣化や施工ミスが主な要因です。
以下に主な原因を挙げます。
ゴムパッキンやコーキングの劣化
天窓のガラスとフレームの隙間を埋めるゴムパッキンやコーキング材は紫外線や雨風で徐々に劣化していきます。
一般的な環境では耐用年数は約10年で、ひび割れや剥離が発生すると雨水が浸入します。
これは天窓雨漏りの最も多い原因です。
ルーフィング(防水シート)の劣化
天窓周辺のルーフィング(防水シート)に穴空きなどで破損してしまうと、雨水が下地へ染み込みます。
ルーフィングの平均耐用年数は10年程度で、築20年以上の古い建物でよく見られる雨漏りの原因です。
水切りエプロンや板金の損傷
天窓の下部に取り付けられている水切りエプロン(金属板)が錆びたり穴が開いたりすると、雨水が逆流します。
瓦屋根の場合は屋根の凹凸に合わせたエプロンが特に影響を受けやすい傾向にあります。
ゴミや落ち葉の詰まり
天窓周りにゴミや落ち葉が溜まり、排水口が詰まると雨水があふれ出します。
これにより、オーバーフロー状態になり雨漏りが発生します。
建物の近くに大きな木があると起こりやすい症状です。
施工不良
新築後の施工ミス(防水シートのずれなど)で雨漏りが起こることもあります。
雨漏りが起こった際の応急処置
雨漏りが発覚したら、慌てず以下の応急処置を実施することで被害を最小限に食い止めることができます。
ただ、応急処置はあくまでも一時的な対処なので根本的な問題を解決するため、早めに修理業者にも連絡をしましょう。
家財の移動
まずは天窓の下にある家具や家電のコンセントを抜き、濡れない場所へ移動しましょう。
特に家電は濡れてしまうと故障の原因になるだけでなく、漏電、火災へと繋がる恐れがあります。
重たくて移動させるのが難しい場合は、ビニールシートをかけるなどし、水に濡れないようにしましょう。
水受けの設置
床が濡れないようにビニールシートを敷き、更にその上にバケツなど雨水を受け止められる器を置きましょう。
水受けの中には使い古したタオルや雑巾、新聞紙などを入れておくと水跳ねも防げます。
広範囲の雨漏りの場合、ビニールシートを天井近くに吊るして受け流すのも有効です。
壁が濡れる場合は吸水剤を活用
天窓から壁へ伝ってきた雨水はペットシーツやおむつなどを使って水を吸い取りましょう。
その下にはビニールシートやタオルを置き、定期的に雨水が溜まらないか確認、交換をして被害を抑えてください。
上記の応急処置後、できるだけ早めに修理業者に連絡をして雨漏りの問題を根本から解決してもらいましょう。
ご自身で天窓の修理をしようとすると落下事故の恐れや誤った修理で事態が悪化する可能性があります。
そのため、雨漏りの修理実績の多い業者ご相談されることをおすすめします。
雨漏りの補修方法と費用相場
補修方法は、雨漏りの原因によって異なります。
状態が軽度であるほど費用も安く済むので、被害が広がる前に相談をしましょう。
コーキング打ち替え(約5千円~2万円)
天窓からの雨漏り補修として最も多い工事がコーキング工事で、天窓1箇所あたり約5,000~20,000円が相場です。
ただ、使用するコーキング材や施工範囲、作業の難易度によって費用は高くなる場合があります。
パッキンの交換(約3千円~1万円)
パッキンの劣化によって雨漏りが起こっている場合は交換を行います。
費用相場は1箇所あたり約3,000~10,000円で、パッキンの種類や作業の難易度によって変動します。
また、開閉式の天窓は費用が高くなる傾向にあります。
水切りエプロンや板金の交換(約7~15万円)
水切りエプロンや板金が原因で雨漏りが起こっている場合は、それらの交換が必要です。
費用相場は約70,000~150,000円で、交換する材料や範囲によって異なります。
天窓本体の交換(約10~50万円)
天窓本体が歪んでいたり、破損したりしている場合は天窓を交換します。
費用は既存の天窓の撤去費用なども含め、1箇所あたり約100,000~500,000円で、天窓の種類やサイズなどによって変わります。
天窓周辺屋根の補修(約5~30万円)
天窓の雨漏り原因によっては周りの屋根材が破損したり、下地が腐食したりしている場合があります。
費用相場は大体5~30万円ですが、屋根材の種類や補修範囲によって変動します。
雨漏り補修の費用を抑える方法
雨漏り補修は軽度であれば安く済みますが、場合によっては高額になることも。
できるだけ必要な工事を低価格で行ってもらえたら助かりますよね。
以下に、工事の質を下げずに費用を抑える方法を紹介します。
雨漏りを見つけたら1日でも早く業者に相談をする
雨漏りが発生したら自然と問題が解消されることはなく、放置すればする程、事態は深刻化し、補修範囲も広がっていきます。
そのため、「雨漏りかな?」と思った時点で早めに業者に相談されることをおすすめします。
早期発見・早期対処が費用を抑える何よりの秘訣です。
風災や水災の場合は火災保険が適用される場合がある
加入している火災保険によっては火災以外にも自然災害も適用される場合があります。
台風やゲリラ豪雨などが原因で雨漏りが起こった場合は、ご加入されている保険を確認してみましょう。
なお、申請をしても保険料は上がることはありませんので、適用される場合はぜひご活用ください。
「ゲリラ豪雨による屋根修理は火災保険が適用できる?条件や申請方法を解説」はこちら
複数の業者から見積もりを取る
見積もりは1社だけから取ると、その工事が適切なのか、費用は適正価格なのか判断が難しいものです。
2社以上から見積もりを取り、工事内容や対応内容、費用を比較検討されることをおすすめします。
なお、雨漏り調査は業者によって費用がかかることがあるので、事前に確認してから調査をしてもらいましょう。
雨漏りのことならK’S CREATEへご相談を!
雨漏りの修繕は業者によって提案する工事内容や費用が全く異なります。
中には雨漏り修繕をしてもらったのに直らず、高額な費用だけかかったというケースも。
そのため、雨漏り補修は依頼する業者選びが非常に重要です。
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