ゲリラ豪雨による屋根修理は火災保険が適用できる?条件や申請方法を解説

投稿日:2025年8月20日

近年、日本ではゲリラ豪雨による被害が急増しています。

短時間で大量の雨が降るゲリラ豪雨は、お住まいの屋根に深刻なダメージを与えることがあり、修理費用が高額になるケースも少なくありません。

そんなとき、「火災保険で修理費用をカバーできるのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。

 

この記事ではゲリラ豪雨による屋根の被害が火災保険の適用対象となるのか、適用条件や手続き方法、注意点などを詳しく解説します。

ゲリラ豪雨による屋根の被害にお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

ゲリラ豪雨による、主な屋根の被害パターン

ゲリラ豪雨による屋根修理は火災保険が適用できる?条件や申請方法を解説

ゲリラ豪雨とは、短時間に局地的に降る非常に激しい雨のことです。

1時間に50mm以上の降雨量を記録することも珍しくなく、強風を伴う場合もあります。

このような極端な気象現象は、以下のような屋根の被害を引き起こします。

・屋根のズレ、破損:強風や豪雨の衝撃によって屋根のズレや割れが起こる。

・雨漏りの発生:屋根材の隙間や劣化部分から雨水が浸入し、室内に漏水が発生。放置すると天井や壁の損傷につながる。

・棟板金の浮きや剥がれ:屋根の頂部にある棟板金が強風で浮いたり、飛散したりする。

・排水溝の詰まり:大量の雨水が流れきれず、屋根に水が溜まり、構造全体に負担がかかる。

・葺き替えが必要な大規模損傷:特に古い屋根では、ゲリラ豪雨をきっかけに全体的な葺き替えが必要になる場合も。

 

ゲリラ豪雨は予測が難しく、短時間で集中的に降るため、排水システムが追いつかずに屋根への負担が大きくなります。

特に、築年数が経過したお住まいやメンテナンスが不十分な屋根は被害を受けやすい傾向にあります。

被害を放置すると屋根だけでなくお住まいの基礎や壁、内部構造にも影響を及ぼし、修理費用がさらに増大するリスクがあります。

 

ゲリラ豪雨の被害は火災保険が適用される?

ゲリラ豪雨による屋根修理は火災保険が適用できる?条件や申請方法を解説 (2)

「火災保険は火事のときだけ適用される」と思われがちですが、実は自然災害による損害も補償の対象となる場合があります。

ゲリラ豪雨による屋根の被害は風災補償や水災補償の対象となるケースが多いです。

ただし、適用には条件があるので以下の内容をチェックしてみてください。

 

火災保険の補償範囲

火災保険は火災だけでなく、加入している保険によっては以下のような自然災害による損害もカバーします。

 

風災補償:強風、台風、竜巻、ゲリラ豪雨に伴う突風による屋根の損傷(例:瓦の破損、棟板金の剥がれ)。

水災補償:洪水や土砂災害による浸水被害。ただし、ゲリラ豪雨による雨漏りは水災補償の対象外となる場合もある。

落雷補償:雷による屋根や電気系統の損傷(ゲリラ豪雨に伴う雷が原因の場合)。

雹(ひょう)災補償:雹による屋根材の破損(ゲリラ豪雨と同時に発生する場合も)。

 

保険契約によっては、これらの補償がオプションとして選択されている場合があります。

まずは保険証券を確認し、どの補償が含まれているかを確認しましょう。

 

適用条件

火災保険が適用されるためには、以下の条件を満たす必要があります。

 

自然災害が原因である

ゲリラ豪雨や強風が明確な原因であると分かる場合、風災補償が適用される可能性が高くなります。

例えば、気象庁の記録や天気予報で豪雨や強風が確認されると、保険会社も自然災害の被害であると認めやすくなります。

 

損害額が免責金額を超える

多くの火災保険には免責金額(自己負担額)が設定されています。

免責金額が5万円の場合、修理費用が5万円を超えないと保険金は支払われません。

 

経年劣化ではない

屋根の老朽化やメンテナンス不足による被害は保険適用外となります。

瓦が古くて自然に割れてしまった場合や、定期的な点検を怠った結果の雨漏りは補償されない可能性があります。

 

注意点

保険申請をするうえで知っておきたい注意点を以下に紹介します。

 

・保険会社の現地調査が必要:ゲリラ豪雨による被害であることを証明するため、保険金の申請には、保険会社による現地調査が必要です。

なお、被害の規模が大きい場合、調査員の人員が限られるため、保険金の支払いが大幅に遅くなる可能性があります。

・水災補償の有無:水災補償が含まれていない保険契約の場合、雨漏りや浸水による被害は補償されません。

・申請期限:火災保険の申請は保険法により、被害発生から3年以内に申請しなければなりません。

時間が経過するほど被害の原因特定が困難になり、経年劣化とみなされるリスクが高まるため、早めに申請をしましょう。

・経年劣化との区別:保険会社は被害がゲリラ豪雨によるものか、経年劣化によるものかを厳しく審査します。

古い屋根の場合、被害の原因を明確に証明する必要があります。

 

火災保険の申請手順

ゲリラ豪雨による屋根修理は火災保険が適用できる?条件や申請方法を解説 (3)

では、実際にゲリラ豪雨により屋根が被害に遭った場合、どのように申請をすればよいのでしょう。

以下に、一般的な申請手順を紹介します。

 

①被害状況の記録

分かる範囲で被害が分かる箇所を写真や動画で撮影します。

屋根の上など、高いところに登ると落下事故の恐れがあるため、無理はせずに見える範囲だけにしましょう。

 

また、ゲリラ豪雨が原因であることを証明するため、気象庁の天気予報やニュースのスクリーンショットも保存しておいてください。

 

②保険会社へ連絡

保険会社に電話などで連絡を取り、被害状況を報告しましょう。

この時、必要な書類(保険証券、被害の写真、修理見積書など)の説明があります。

 

③修理業者の選定と見積もり

屋根修理業者に連絡し、被害状況の点検と見積もりを依頼します。

保険申請に慣れている業者を選ぶと手続きがスムーズです。

見積書には修理箇所、材料費、工賃などを詳細に記載してもらいましょう。

 

④保険会社による調査

保険会社が派遣する調査員が被害の状況を確認します。

場合によっては見積書や診断書などの提出も求められることがあります。

 

⑤保険金の受け取り

保険適用の承認がされれば、指定口座に保険金が振り込まれます。

保険金を使って屋根の修理を進めましょう。

なお、完工後に領収書や施工写真を保険会社に提出する場合があります。

 

屋根修理のことならK’S CREATEへ!

実際のところ、火災保険の手続きには手間がかかる場合やスムーズに進まないケースがあります。

それでも、火災保険を申請することで工事費用を抑えられる可能性がありますし、せっかく加入しているので利用した方がよいでしょう。

スムーズに進めるためには、火災保険を利用した施工実績による業者に相談することが大切です。

 

当社、K’S CREATEは累計施工実績2,000棟以上。火災保険を利用した屋根修理の施工実績も多数ございます。

豊富な経験と知識で被災箇所の撮影や見積もり、申請のサポート、保険金支給後の工事までワンストップで対応いたします。

まずはお気軽にご相談ください。専門知識を持ったスタッフが親切、丁寧に対応いたします。

お問合せはコチラ

 

 

−N−


広島県の屋根工事、塗装工事・防水工事専門店
株式会社K'S CREATE
https://hiroshima-roof.com/
住所:広島県広島市安佐北区落合南5丁目1314-7

お問い合わせ窓口:050-7587-6180
(9:00~18:00 土日祝も対応!)

対応エリア:広島県広島市、他広島県全域

★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!

施工実績  https://hiroshima-roof.com/case/
お客様の声 https://hiroshima-roof.com/voice/

★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?

➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!

外壁屋根無料診断 https://hiroshima-roof.com/inspection/

★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの?  どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?

➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://hiroshima-roof.com/contact/


   

広島県のお客様の声

   

屋根工事の施工事例

   

広島県地域密着!ご依頼ありがとうございました!

スタッフ教育、職人育成にも
力を入れています!

職人教育にも力を入れています!

保有資格一覧

  • 一級建築施工管理技士
  • 一級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

News & Topics