陸屋根・屋上のメンテナンス時期を表す劣化症状とは?状態別の工事内容についても詳しく解説します!

投稿日:2024年9月27日

フラットな形状の陸屋根や屋上は定期的なメンテナンスを施すことで寿命を延ばし、雨漏りを防ぐことができます。

とは言え、「いつメンテナンスをすればいいのか」「どんな工事が必要なのか分からない」と、疑問を抱かれている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は建物の陸屋根・屋上に焦点を当て、メンテナンス時期を表す劣化症状はどんなものか、必要な工事内容について詳しく解説します。

 

陸屋根、屋上に施されている防水層とは

陸屋根・屋上のメンテナンス時期を表す劣化症状とは?状態別の工事内容についても詳しく解説します!

 

陸屋根や屋上は屋根・外壁などと違って傾斜が少ないため、塗装工事ではなく防水に特化した防水工事が施されているのが一般的です。

防水工事によって作られた防水層は塗装よりも防水性が高く、水はけを良くしています。

カラーバリエーションはそれ程多くなく、グレーやブルー、グリーンがほとんどです。

 

なお、防水層の上にはトップコートが塗られています。

トップコートは紫外線に弱い防水層を守り、耐久性を高めるためのものです。

 

防水層によって水はけが良くても、紫外線や歩行による摩擦などの影響により、徐々に劣化していきます。

ではどの程度、劣化したら工事が必要になるのでしょう。

次の項目で、工事時期の目安を紹介します。

 

チェックしてみましょう!工事時期を表す劣化症状

陸屋根・屋上のメンテナンス時期を表す劣化症状とは?状態別の工事内容についても詳しく解説します! (1)

建物の陸屋根や屋上に、以下の劣化症状が1つでも表れていたら工事を検討する時期です。

放置し続けると雨漏りなどのトラブルに発展するため、できるだけ早めに業者に相談をしましょう。

 

防水層の色褪せ

直射日光が当たるところにポスターが貼られていたり、本が置いてあると色褪せているのを見たことがあるでしょう。

それと同じく、紫外線などの影響によって防水層も徐々に色褪せてきます。

これは劣化症状の初期段階であり、防水層に塗られているトップコートの塗り替えをすれば防水層を維持できる状態です。

早めにトップコートを塗り替えることで陸屋根、屋上にかかるメンテナンス費用を抑えることぎできます。

 

防水層のひび割れ

トップコートが劣化し、防水層まで傷んでいる状態です。

ひび割れが進行すると雨水が入り込み、雨漏りに発展する恐れがあります。

できるだけ早めにひび割れ補修と防水工事を業者に依頼しましょう。

 

防水層の膨れ、剥がれ

防水層にはウレタン防水、FRP防水、シート防水などの種類があります。

シート防水が施工されている場合、劣化によって湿気がシートの下に溜まって膨れや剥がれを起こすことがあります。

膨れや剥がれは防水効果を失っているのとイコールなので、緊急性が高い状態と言えます。

 

雨の日に水たまりができる

防水層は水はけを良くするためのものですが、劣化すると効果を失い、雨の日に水たまりができるようになります。

この場合も防水層が劣化しているサインですので、早めに防水工事をご検討ください。

 

雨漏りが起こっている

陸屋根・屋上に限らず、雨漏りはどんな状況でも早急に工事が必要な状態です。

雨漏りを放置するとカビの繁殖、シロアリの発生、漏電、火災の恐れもあるので早急に工事を依頼しましょう。

 

新築や前回のメンテナンスから10年以上経っている

防水層のメンテナンス時期は約10年に1度と言われています。

劣化症状かどうか判断できない、という場合でも10年以上メンテナンスをしていないなら業者に調査を依頼しましょう。

無料で調査を行っている業者なら、工事が不要だと費用がかかりません。

 

状態別!陸屋根・屋上の工事内容

陸屋根・屋上のメンテナンス時期を表す劣化症状とは?状態別の工事内容についても詳しく解説します! (2)

防水層の工事内容は実際に状態を見て判断します。

工事が必要ない場合もありますし、場合によっては内装工事まで必要になることもあるでしょう。

ここではよくある陸屋根・屋上の工事内容を状態別に紹介します。

 

色褪せや表面のザラつき程度ならトップコートの塗り替え

色褪せ、表面のザラつきなど、劣化の初期症状程度ならトップコートの塗り替えだけで問題ありません。

定期的にトップコートの塗り替えをしておけば、それだけで防水層を長持ちさせることができます。

防水層の工事は約10年に1度が目安で、トップコートの塗り替えは約5年に1度が理想的です。

お住まいにダメージを与えないためにも、色褪せやザラつきが見られる場合はトップコートを塗り替えましょう。

 

小さな傷は部分補修・部分交換

防水層の傷が小さなものなら部分的な補修で済む場合があります。

全面の改修ではないので、費用もそれほどかからないでしょう。

傷みやすい排水口やドレン周りを部分的に補修したり、排水口自体を交換する場合が多いです。

 

軽度な劣化はウレタン防水工事

液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を作るウレタン防水で新しい防水層を作る工事です。

ウレタン防水は既存防水がどの種類でも施工できます。

古い防水層の撤去などを行う必要がないので、低コストで耐久性を向上させることができます。

 

重度な劣化は全面的な防水工事

雨漏り起こっている場合など、深刻な事態の場合は既存の防水層を撤去し、新たに防水工事を行います。

紹介したメンテナンス方法で最も大掛かりで費用の高い工事です。

施工方法は建物の状態に合わせ、ウレタン防水、シート防水、FRP防水、アスファルト防水の中から選択します。

 

傾斜のある一般的な屋根に比べ、陸屋根や屋上は水が流れにくいため、雨漏りなどで悪化するスピードは非常に早いものです。

劣化症状を見つけても「このくらいなら大丈夫だろう」と放置せず、できるだけ早めに業者に見てもらいましょう。

 

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