ベランダのトップコートとは?塗り替え工程、費用相場などをご紹介します!

投稿日:2024年2月1日

洗濯物を干しに、外の空気を吸いにと、ベランダに出る機会は多いですよね。

頻繁に出るベランダですから、いつでも綺麗な状態でいてほしいものです。

ベランダを綺麗に保つためには、定期的なトップコートの塗り替えがおすすめです。

 

この記事では、ベランダのトップコートを塗り替えることの重要性と、その方法について詳しく解説します。

適切な手順を踏むことで、ベランダの防水層を健康に、美しく保つことができますので、ぜひご参考になさってください(^^)/

 

ベランダのトップコートの役割とは

ベランダのトップコートとは?塗り替え工程、費用相場などをご紹介します! (2)

ベランダには一般的に防水層が作られており、水を弾く効果があります。

しかし、防水層は紫外線に弱いというデメリットがあります。

その問題を解決するため、防水層の上に塗布されているのがトップコートです。

トップコートには防水性はありませんが、紫外線に強いという特徴があります。

そのため、防水層で水を弾き、トップコートで防水層の劣化を防ぐという構造になっています。

 

なお、防水工事にはウレタン防水、FRP防水、シート防水、アスファルト防水と種類があり、その中でもウレタン防水は非常に紫外線に弱いです。

ウレタン防水がベランダに施工されている場合は、特にトップコートが劣化していないか注意が必要です。

 

 

トップコートの塗り替えが必要なサイン

ベランダのトップコートの塗り替え時期にはいくつかのサインがあらわれます。

色褪せや剥がれ、カビや苔の繁殖、チョーキング現象、摩耗によるすり減りなど、表面の劣化が目立ち始めたらップコートの塗り替えをご検討ください。

チョーキング現象とは、トップコートを触ったときに指先に粉が付く現象です。

トップコートの劣化を放置すると・・・

防水層を保護しているトップコートの劣化を長期間に渡って放置し続けると、防水層自体が傷んでしまいます。

紫外線は防水層の劣化に繋がる大きな要因です。

防水層が劣化すると、トップコート塗り替えよりも費用の高い防水工事をすることとなります。

更に、防水工事が必要になった状態にも関わらず劣化を放置すると、雨漏りを起こしたり、お住まいの構造を腐らせるのどの深刻な事態になる恐れもあります。

そうならないよう、およそ6年~8年に1回を目安にトップコートの塗り替えをご検討されることをおすすめします。

 

トップコート塗り替えの工程

ベランダのトップコートとは?塗り替え工程、費用相場などをご紹介します! (1)

トップコート塗り替えは専門的な知識が必要なので、プロに依頼するようにしましょう。

その際、どのような作業をするのか説明を受けますが、ある程度の知識を持っておくとスムーズに話が進むかと思います。

以下に、トップコートの塗り替え工程の一例をご紹介します。

 

①高圧洗浄

業務用高圧洗浄機を使い、強力な水圧で汚れやカビ・苔などを落とします。

 

②ケレン作業

手作業で接着不良のトップコートを剥がし、新しいトップコートの密着性を高めるため、表面を電動グラインダーで削ります。

 

③アセトン拭き

塗装面の油膜成分を取り除くためにアセトン拭きをします。

 

④プライマー塗布

接着剤の役割をするプライマーという下塗り材を塗布します。

 

⑤トップコート塗布

トップコートを2回に分けて塗布したら完成です。

 

トップコートの種類を3つご紹介!

塗り替えるトップコートは防水層の種類に合わせて適切に選択する必要があります。

例えば、ウレタン工事にはウレタントップコートと、組み合わせが決まっています。

 

ここでは当社がよく施工しているトップコートを3つご紹介します。

 

ウレタン系トップコート

ウレタン系トップコートは名前の通り、ウレタン防水工事に使用するトップコートです。

ウレタン防水工事とは、液状のウレタン樹脂を塗布し、防水層を作る工事です。

紫外線に弱いという特性上、必ずトップコートが塗られています。

 

ウレタン防水に使用されているウレタン系トップコートは『アクリルウレタン系』があります。

アクリルウレタン系は伸縮性に優れており、塗り替えに適しています。

寿命は約5年とあまり長くはありません。

 

ポリエステル系トップコート

ポリエステル系トップコートは、FRP防水の上に塗られています。

 

FRPとはFiber Reinforced Plastics(繊維強化プラスチック)の略で、ガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂のことを指しています。

プラスチックであることから、紫外線に弱いため、トップコートが塗られています。

 

ポリエステル系トップコートは防水工事の仕上げには良く用います。

しかし、重ね塗りをするとひび割れを起こしやすいので、メンテナンスには不向きです。

 

フッ素系トップコート

フッ素系トップコートは汚れにも紫外線にも強いという特徴があります。

ウレタン系トップコートよりも価格は高めですが、性能に優れ、耐用年数も約10年と長めです。

そのため、メンテナンス時期の間隔を長く空けたい方におすすめです。

 

トップコート塗り替えの費用相場

ベランダのトップコートとは?塗り替え工程、費用相場などをご紹介します! (3)

ベランダのトップコート塗り替え費用は、ベランダの面積、使用する塗料の種類、依頼する施工業者などにより、大きく異なります。

そのため、ご紹介する費用はあくまで目安となります。

 

FRP防水のトップコートのみの塗り替えの場合は1㎡あたり2,500~3,000円。

一般的な大きさのベランダで約10~15万円です。

 

ウレタン防水のトップコートのみの塗り替えの場合は1㎡あたり2,000~2,500。

一般的な大きさのベランダで約8~12万円です。

 

具体的にどのくらいの費用がかかるかは、調査をしてみなければわかりません。

業者ごとに価格設定が異なるため、複数の業者から見積もりを取り、コストとサービス内容を比較検討するのをおすすめします。

 

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トップコートの塗り替えや外装リフォームを成功させるためには、専門的な知識や高い技術を持つ業者に依頼することが最大のポイントです。

K’S CREATEは地元広島県広島市を拠点に、このエリアでこれまで2,000棟以上の実績があります。

これまで培ってきた経験や技術で、お住まいにとってベストな施工を行います。

 

調査やお見積りは無料で行っています。

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